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2018年度の観世寿夫記念法政大学能楽賞と催花賞の受賞者が決定しました

  • 2018年12月7日 掲載
  • ニュース・イベント

(写真は昨年度の贈呈式の様子)

野上記念法政大学能楽研究所では、毎年、観世寿夫記念法政大学能楽賞と催花賞を贈呈しています。

2018年度の受賞者は以下の諸氏に決定しました。

第40回能楽賞 ... 鵜澤 久氏(シテ方観世流)、杉 市和氏(笛方森田流)

第28回催花賞 ... 高林 白牛口二氏(シテ方喜多流)

(過去の受賞者等はこちらからご確認いただけます)

◆観世寿夫記念法政大学能楽賞
観世寿夫記念法政大学能楽賞は、世阿弥の花の思想を体現し、常に"能とは何か"を問いつづけ、1978年12月7日、53歳で急逝した観世流の能役者、観世寿夫氏の能界劇界における業績を記念して、遺族からの寄金に基づき法政大学が1979年6月に設定しました。
顕著な業績や舞台成果を示した研究者・評論家・能役者、能楽の普及に貢献した個人・団体に贈られ、毎年命日の清雪忌に発表しています。

◆催花賞
催花賞は、「観世新九郎家文庫」寄贈を記念して設定された「服部記念法政大学能楽振興寄金」に基づき、1988年4月に設定された賞で、多年にわたって能楽の発展並びに後継者の育成に顕著な功績を果たされた演者、能楽三役(囃子方、ワキ方、狂言方)等の研究及び能楽の振興と普及発展に貢献された個人又は団体を顕彰しています。

二つの賞とも年々その評価が高く、これらの選考実務も能楽研究所の事業の一つです。


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