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【2019年度自由を生き抜く実践知大賞】ダイバーシティ賞「法政大学新聞1041号『特集 バリアフリー調査』」紹介

  • 2020年3月19日 掲載
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■受賞名
ダイバーシティ賞

■受賞取組
法政大学新聞1041号「特集 バリアフリー調査」

■実践主体
法政大学新聞学会・市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフ

■活動概要・成果
法政大学新聞学会では2018年の夏期休暇期間に市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフと共同で3キャンパスのバリアフリー調査を行いました。各キャンパスでは全ての廊下と特徴的な教室に車イスで巡回し、車イスでも利用しやすいか調査しました。また、手すりや点字の有無についても調べました。法政大学新聞学会ではその結果をバリアフリー特集という記事にまとめ、法政大学新聞1041号に掲載しました。その結果、2018年度の朝日新聞社主催、大学新聞コンテストの一般新聞部門にて記事賞を獲得しました。

■総長からの選定理由コメント
本来のジャーナリズムがやるべき、実験にもとづいた報道である。「法政大学新聞」という、一貫して学生によって発行され、90年以上の歴史を刻んできた新聞が、学生と教職員のダイバーシティという、大学と社会が共有する課題に取り組んだ快挙。法政大学新聞の歴史を伝える意味でも、顕彰したい。

■受賞の感想
この度は名誉ある「実践知大賞」ダイバーシティ賞を頂きまして、ご幸甚に存じます。受賞対象の法政大学新聞の特集バリアフリー調査は各キャンパスの学生センターをはじめとした多くの職員の皆様のお力添えの賜物です。この場を借りて改めて御礼申し上げます。
調査前から車椅子を利用する方の動線には注目しており、大学内の移動が不便な状況は理解していました。移動の不便さを改善する必要性を感じ利用者の聞き込みを行いましたが、聞くだけでは解決策を見出せず、実際に乗車しての調査を実施しました。調査から普段の視点との相違に気づき車椅子利用者の不便さを自分事化し考える機会に繋がりました。
今回の実践知大賞は「価値観を変える」がテーマでした。難しいことのように感じますが、他者の視点から自分の見ているものを見つめ直すだけで自分の価値観は変えられます。それを繰り返すことは自身の多様性に繋がるのではないでしょうか。

                  法政大学新聞学会元代表 西森知弘
     市ヶ谷ボランティアセンター学生スタッフVSP元代表 藤山雄多

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